配合飼料が、クルマエビの養殖で世界を席巻
日本で初めてクルマエビ用配合飼料を開発成功したことで、それまで養殖が困難と言われてきた地域でも養殖が可能となり、生産量が増大しました。世界、特に東南アジアの地域でこの配合飼料を使った養殖が盛んになり、そこで養殖されたクルマエビを日本へ輸入しています。安心安全なクルマエビの養殖に、鹿児島で作られた水産養殖用飼料が大きく貢献し、日本の食卓を彩っています。
牛エビ用配合飼料
牛エビは、インド太平洋の熱帯・亜熱帯域に広く分布する大型のエビで、食用として世界各地で利用されており、ブラックタイガーという別名でよく知られています。漁業や養殖の重要種である ブラックタイガーの特徴はその大きさです。当社が輸出する水産養殖用飼料は、品質が安定し、成長スピードが速く、養殖水質の汚染防止効果が高いなど、養殖業者から高い評価を得ています。
バナメイエビ用配合飼料
バナメイエビは、クルマエビや牛エビと比較して体長が小さめのエビです。日本では、「エビチリソース」などの料理によく用いられます。最近では、東南アジアのエビ養殖業者が、養殖の対象をブラックタイガーからバナメイエビに変更するにつれ、日本での取扱量も増加しており、その生産に、この水産養殖用飼料が大きく貢献してます。